2026年4月25日(土曜日)に「足育基礎講座」をオンラインで開催し、9人に受講していただきました。
今回は、看護師、理学療法士、義肢装具士、会社員などの、仕事を通して足や体に関わりをもつ方々に加え、学生さんにもご参加いただきました。
皆様のご感想を通して、講座の様子を紹介します。

総論|足育とは? なぜ必要なのか
当協会理事長の玉島麻理による「総論」では、足育の背景や社会的な課題、これまでの協会の歩みを紹介し、靴選びのポイントと履き方の基本を学びました。
まずは身近なママたちに足育を伝えていく小さな1歩が、その後の大きな活動に繋がっていくのだなと思いました。
普段からフットケアに携わっているため、足育という言葉に馴染みがありますが、世間的にはまだなかなか浸透していないという現状も知り、改めて足育を伝えていく必要性を感じました。
解剖学|足の構造とアーチのはたらき
福本貴彦先生(畿央大学 健康科学部 理学療法学科 教授)による「解剖学」では、足の構造(骨・関節・筋肉)や足のアーチのはたらきを学び、足のトラブルとの関係について理解を深めました。
「足って何となく大事だよね」という考えが、手を例にして考えてみることで理解度が高まりました。
特に、ダーツスローの話は分かりやすく複合運動を上手く説明する際に例えとして伝わりやすいと思いました。
非常に難しい分野にも関わらず、理解しやすい表現、スピード、話し方で、しっかり頭に入りました。
靴の選び方だけじゃない、本質の部分まで基礎講座に入れて頂けて良かったです。
足育学(幼児期)|子どもの成長と靴・運動の関わり
小野直洋先生(小野整形外科院長)による「足育学(幼児期)」の講義では、先生が取り組まれている園児の足の計測調査をもとに、子どもの健やかな成長に必要な運動や、それを支える靴の役割について学びました。
歩行時間、歩行距離が足の力や運動能力とも相関しているとのことだったので、外遊びや散歩も大事だなと感じました。
日常的で身近な内容が多く、これからの自分の課題も見えてきました。
子供たちと孫に、まずは伝えたい内容であり、足育の大切さを痛感しました。
臨床のデータや過去の文献などを用いて説明していただき、とてもわかりやすかったです。
歩いたりしっかりと遊ぶことが、子どものさまざまな成長に関わってくることを知り、「足育」の大切さをさらに感じました。
受講後の感想
講座全体を通しては、次のような声をいただきました。
幼児期の足の成長は大事、と言葉では知っていたものの、どう大事なのか、妨げた場合に何が起こるのかを説明できなかったので、今回の講座でそれを知ることができて良かったです。
靴の選び方はもちろん、足の状態の見方も学べたので、それを活かせたらと思います。
また自分自身がシューズを企画する上で、成長を妨げないという点に気をつけたいと思いました。
子どもが3歳と0歳で、上の子の足が甲高でなかなか合う靴がなくて悩んでいました。
どんな事を基準に靴を選んでいけばいいのかを学ぶことができたので、大事なポイントを抑えて選んでいきたいと思います。
こんなに大切な足育を知らない方がほとんどだと思うので、もっと広まればいいなと思います!
足は単に歩くための器官ではなく、姿勢や運動能力、さらには全身の健康に大きく関わる重要な土台であることが印象に残りました。
受講前は、靴のデザインやサイズが合っていれば良いと考えていましたが、中敷きを外して足との適合を確認することや、足の発達段階に応じた靴選びの必要性を学び、見方が大きく変わりました。
また、現代の子どもは外遊びの減少などにより、足の機能が十分に育っていないという点もあらたな気づきでした。
今後は日常生活の中で、自分自身の靴選びを見直すとともに、将来子どもと関わる場面では正しい足の使い方や環境づくりを意識し、足育の視点を取り入れていきたいです。
次回の足育基礎講座について
次回の足育基礎講座は、2026年6月4日(木曜日)にオンラインで開催します。
申込締切は、2026年5月21日(木曜日)です。
また、2026年7月開催の「足育アドバイザー®養成講座(第19期)」では、福岡、東京、奈良で対面講習を実施します。
足育アドバイザー®養成講座の受講には、足育基礎講座の修了が必要です。
7月開催分をご検討の方は、今回の6月講座が直近の受講機会となります。
詳細は、次のご案内をご覧ください。




「足育=しっかり勉強をしなければならない」と思っていた部分もありました。
ですが、「誰でもできる足育」(かかとトントン、ベルトギューなど)があることを知り、もっと多くの人に届いたら良いなと思いました。
私自身も、広められる立場になりたいと感じました。