足育基礎講座

子供靴の絵と講座のタイトル

足育(あしいく)とは

日本足育プロジェクト協会では、足育を次のように定義しています。

足育(あしいく)とは

足の大切さを知り、足を健康に育てることを、家庭を中心とした日常生活の習慣、特に子育てに取り入れ、実践すること

特定非営利活動法人日本足育プロジェクト協会 足育アドバイザー®活動規約より

からだの土台である足を守るための基本的な知識を得て、毎日の生活の中で実践することが、子どもたちの健やかな成長と、私たち大人の生涯にわたる健康づくりにつながります。

当協会では、誰もが生涯に渡って足育に取り組むことが必要と考え、「~0歳からの足育〜生涯足育プロジェクト®」として人生を6期に分類し、足育を体系的に学ぶ講座を提供しています。

~0歳からの足育〜生涯足育プロジェクト®︎
  • 第1期 乳児期
  • 第2期 幼児期
  • 第3期 学童期
  • 第4期 思春期
  • 第5期 成人期
  • 第6期 高齢期

講座は「足育基礎講座」「足育アドバイザー養成講座」の2段階に分かれています。

まず足育基礎講座では、第2期「幼児期」をテーマに足と靴の基礎知識を学びます。
足育基礎講座を修了すると、足育アドバイザー養成講座の受講資格を得ることができます。

足育アドバイザー養成講座では、0歳からの乳児期、学童期、成人期、そして高齢期の足育に関わる知識と、講座や足計測などを通して足育を伝えるためのスキルを身につけます。

足育基礎講座で学ぶこと

足育基礎講座は、子どもの足のトラブルを防ぐために欠かせない「足の大切さ(足の構造と働き)」「靴選びの基本」「運動の大切さ」について学びます。

「総論」「解剖学」「足育学(幼児期)」の受講を通して、健康な足を育てるために心がけたい幼少期からの生活習慣や靴の選び方、履き方についての知識を身につけます。

生涯にわたる足もとからの健康づくりを実践するために欠かせない、足と靴の基礎知識を得ることができる講座です。

総論

「足育」の大切さを学ぶ

日本足育プロジェクト協会理事長の玉島麻理が講師を務めます。

足は体を支える大切な土台ですが、今、大人だけでなく、子ども達にも足のトラブルが増えていると言われています。

当協会の啓発活動の中でも「足の指が曲がっている」「足の指が地面から浮いている」といったトラブルのある子どもたちをいろいろ見てきました。

コロナ禍で大人も子どもも生活が一変し、今こそ必要になっている「足育」についてお話しします。

講師:玉島麻理(日本足育プロジェクト協会理事長、足育Lab Ta・Ta・Ta代表、HUG CHILD発育サポート教室代表)

  • 教育学修士
  • 小学校教諭2種免許
  • 歯科衛生士
  • 発達障害支援士 他
解剖学

足の構造と働きを学ぶ

畿央大学 健康科学部の准教授で理学療法士の福本貴彦先生が講師を務めてくださいます。

足の生理解剖(骨、筋肉、形)や、足の動きと筋肉など、足のつくりと動きについて学びます。

初めて知る言葉の数々に難しさを感じながらも、「足の大切さを実感した」「足育がしたくなった」とご好評をいただいています。

講師:福本貴彦畿央大学 健康科学部 理学療法学科准教授)

  • 医科学修士
  • 工学学士
  • 理学療法士
  • 著書「理学療法士・作業療法士のためのヘルスプロモーション―理論と実践.南江堂 (2014/01)」「理学療法士のための足と靴のみかた.文光堂 (2013/3/1)」他共著多数
足育学(幼児期)

子どもの足のトラブルを防ぎ、元気な足を育む方法を学ぶ

小野整形外科院長の小野直洋先生が講師を務めてくださいます。

臨床の現場から子ども達の足のトラブルについて、また、長年の幼稚園での足計測の結果から足育の必要性を示され、足育の基本である「足」「靴」「運動」を学びます。

小野先生ご自身も子育てを通して足育を実践されてきた経験に裏打ちされたお話に「とても説得力がある」「もっと早く聞いておきたかった」「ハッとされられた」と熱い感想が寄せられています。

講師小野直洋(小野整形外科院長、日本足育プロジェクト協会名誉顧問、足育研究会顧問

  • 日本整形外科学会認定専門医
  • 日本整形外科学会認定スポーツ医
  • 日本整形外科学会認定リウマチ医
  • 日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
  • 著書「一生痛みに悩まない超ひざ健康法」(株式会社ワニブックス)

足育基礎講座 3つのおすすめポイント

  1. 子どもの足を健康に育むための知識を「足」「靴」「運動」の3つの面から学べます。
  2. オンラインで1日だけの講義のため、全国はもちろん、全世界から、自宅や職場にいながら学んでいただけます。(Zoomを用いて講義を行います)
  3. 足育基礎講座の受講終了後も、オンライングループで質問や相談ができ、学んだことを実践してみて出てきた疑問もすっきり解決できます。

このような方々におすすめです

幅広いご職業の方に受講いただいています
  • 保育士
  • 幼稚園教諭
  • 子育て支援センタースタッフ
  • 健康運動指導士
  • インストラクター、トレーナー
  • 理学療法士
  • 作業療法士
  • 義肢装具士
  • 助産師
  • 看護師
  • 歯科医師
  • 整形外科医師
  • 会社員
  • 主婦
様々な興味や関心をもって受講していただいています
  • 子どもの足や靴選びに関する知識を深めたい
  • 靴選びや足のトラブルに関する知識を身につけたい
  • 子どもの成長に関わる仕事をしている
  • 大人の足の健康に関わる仕事をしていて、対象を子どもまで広げたい
  • 足のトラブルの予防に興味がある
  • 自身や家族の足の健康に関心があり、基本を学びたい
  • 足の健康と靴選びに関心があり、それを伝える活動をしたい(※)

足育基礎講座で学んだ内容は、家庭や職場の中で役立てていただくことができますが、学んだ内容を伝える講座の開催等はお控えください。

当協会では「足育アドバイザー」の養成を行っており、この認定を受けると足育講座の開催、足計測や足育相談、広域への情報発信などの活動を行うことができます。

足育基礎講座を修了すると、足育アドバイザー養成講座の受講資格が得られます。

足育アドバイザーの認定については「足育アドバイザーになるには」の記事で詳しくご案内をしていますので、こちらをご覧ください。

当協会では、足育アドバイザーの認定を受けた皆さんの立場を守るため、「足育アドバイザー」「~0歳からの足育~生涯足育プロジェクト」「0歳からの足育」「日本足育プロジェクト協会」の名称を商標登録しています。

足育アドバイザーの認定を受けて当協会の会員になると、これらの名称の使用が許可されますが、足育基礎講座の受講だけでは同様の名称や似た名称(例:0歳からの足育)を使用することはできませんので、ご注意ください。

受講生の声

足育基礎講座を受講された方々のご感想から一部を紹介させていただきます。

期待以上に学びが多く、これからの子育てに取り入れようと思うことばかりでした。
実践的なこともですが、子育ては待ってくれない、親が見本を示すことや、これから私自身が学習しようとする姿勢など、子育ての根幹となる部分についても得るものが多いご講義でした。

日頃、様々な現場で子ども達と関わるので、現場によって足に対する疑問も様々でした。
質疑応答の時間でとても丁寧に答えてくださりありがとうございました。
現場で実践したり伝えていきたい内容がもりだくさんでした。

大人が知識を知っているという段階を踏んで、その知識を前提として、便利さの取捨選択を、個人も社会も子どもの発達を中心に置いて判断していかなければならないと感じます。
その一助になれるような学びと活動をしていきたいと思いました。

SNSを通じて、この講座を知りました。
子供に対してまずは親自身が改善することが重要だと感じて、受講しました。
靴を正しく選び、履かせる事の大切さが強く心に残りました。
受講して学んだことを今後の子供の成長に活かしていきたいと思います。

足について無知だった自分が恥ずかしかったです。
子どもに運動遊びを伝えているので、体作りの大切さを今まで以上に意識して足育にも取り組んでいけたらと思います。
子ども達と今以上にのびのび遊びを楽しみたい。
子どもの足の状態をみて靴があっているかを把握し、正しい靴の履き方を知らせる事を取り組んでいきたいです。 

足育基礎講座の詳細

講義科目と学習方法

  1.  「総論」玉島麻理 (当協会理事長)
  2.  「解剖学」福本貴彦(畿央大学准教授)
  3.  「足育学(幼児期)」小野直洋(小野整形外科院長)
  • Zoomを使用したオンラインでの学習です。
  • 「解剖学」「足育学(幼児期)」は録画映像を用いて講義を行います。

2024年の開催日程、申込締切日程

開催日申込締切日
1月31日(水曜日)1月17日(水曜日)
3月10日(日曜日)2月25日(日曜日)
5月15日(水曜日)5月1日(水曜日)
6月16日(日曜日)6月9日(日曜日)
7月10日(水曜日)6月26日(水曜日)
8月25日(日曜日)8月15日(木曜日)
2024年の開催はすべて終了いたしました。
2025年は3月16日(日)を皮切りに、開催がスタートします。開催情報をご希望の方は、お問い合わせフォームにてお知らせください。(このページの最後に問い合わせフォームへのリンクがあります)

開催時間 10時~16時

グループ開催のご案内

3人以上のグループで、ご希望の日程に足育基礎講座を開催できます。
ご友人、職場、地域で、揃って足育について学びませんか?
お気軽にお問い合わせください。

受講にかかる費用

受講料 38,000円

参考文献のご案内


別途、参考文献として書籍『0歳からの足育(あしいく)のすすめ』(1,760円)をご購入いただきます。

協会理事長の玉島、足育学をご講義いただく小野直洋先生(小野整形外科院長)、皮膚科学をご講義いただく高山かおる先生(済生会川口総合病院皮膚科主任部長)、そして当協会名誉顧問の武藤芳照先生(東京健康リハビリテーション総合研究所所長、東京大学名誉教授)の共著による、子どもの足育に関わる内容を広く網羅した1冊です。

お持ちでない場合は、受講申し込み後に購入方法をご案内いたします。

申込から受講・修了までの流れ

足育基礎講座 受講の流れ
  • STEP1
    申込フォームより受講申し込み

  • STEP2
    ご契約、お支払い

    メールにてご契約およびお支払いのご案内をお送りしますので、お手続きください。

  • STEP3
    オンライングループに加入

    講座をスムーズに進めるため、オンライングループを活用しています。
    契約と入金の確認ができましたら、加入のご案内をお送りしますので、お手続きください。

    オンライングループはLINEのオープンチャットを利用しております。

    LINEオープンチャットはLINEの友だちになっていなくてもトークをしたり、情報をキャッチできるサービスです。
    サービス概要:https://openchat-jp.line.me/other/beginners_guide

  • STEP4
    Zoom受講の準備

    受講の前日にZoomを最新の状態にアップデートを行ってください。
    また、Zoomでの講座視聴が不安な場合には、開講の約1週間前に接続テストを行いますのでご安心ください。

  • STEP5
    開講日にZoomを視聴して学習

  • STEP6
    振り返りワーク、修了テスト

    オンラインフォームで振り返りのワークおよび修了テストに取り組みます。

申し込み、問い合わせ

足育基礎講座のお申し込みは専用フォームにて承ります。

受講に関わるご質問やご相談がありましたら、問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。

タイトルとURLをコピーしました