
日本足育プロジェクト協会では足育(あしいく)を次のように定義しています。
足の大切さを知り、足を健康に育てることを家庭を中心とした日常生活の習慣、特に子育てに取り入れ、実践すること
特定非営利活動法人日本足育プロジェクト協会
足育アドバイザー®活動規約より抜粋
足育アドバイザーⓇの養成は、日本足育プロジェクト協会の活動の根幹を成す事業です。
日本足育プロジェクト協会では、「0歳からの足育 生涯足育プロジェクト」を推進しています。
生涯を「乳児期」「幼児期」「学童期」「思春期」「成人期」「高齢期」の6つのライフステージに分け、そのすべてにおいて、年齢や生活環境に適した足育を広め、実践してもらうことを目指しています。
足育アドバイザーⓇは、そのための知識と方法を身につけ、足育を伝え、実践を促す活動を行う人です。
足育アドバイザー®とは
足育アドバイザー®は、日本足育プロジェクト協会が提唱する『0歳からの足育 生涯足育プロジェクト®』に基づき、体系的な学びと課題への取り組みを経て認定を受けた当協会の会員です。
足育アドバイザーは、「足の大切さを知り、足を健康に育てることを、家庭を中心とした日常生活の中に習慣として取り入れ、実践すること」という、当協会が定義する足育について自ら取り組み、その大切さを伝え、広める活動をしています。
足育アドバイザー®は、公共施設や教育機関、企業などで活躍しているほか、子育てや健康づくりに関わる職場でその知識を活かしながら活動しています。
日本足育プロジェクト協会は、足育アドバイザーの認定を受けて活動する皆さんの立場を守るため、次の名称を商標として登録しています。
- 足育アドバイザー:登録商標第5650413号、登録商標第6623444号
- ~0歳からの足育~ 生涯足育プロジェクト:登録商標第5787513号
- 0歳からの足育:登録商標第6659836号
- 日本足育プロジェクト協会:登録商標第6627306号
足育アドバイザー®ができること
『足育基礎講座』『足育アドバイザー®養成講座』を修了し、認定を取得して当協会へ加入すると、足育アドバイザー®を名乗って活動することができます。
足育アドバイザー®は、次の活動が可能です。
- 足育講座の開催
- 足計測会の開催
- 個別相談の実施
- 団体や企業からの依頼による足育講座や足計測の実施
- チラシやパンフレットの作成、メディアを通しての広報活動の実施



足育アドバイザー®になるには
足育アドバイザーⓇになるには、当協会が主催する養成講座を受講していただきます。
講座は、『足育基礎講座』『足育アドバイザーⓇ養成講座』の二段階に分かれており、足育アドバイザー®の認定を受けるためには両講座の修了が必要です。
『足育基礎講座』は、足育アドバイザー®を目指す人だけでなく、子どもや自分、家族のために足育を学びたい人や、日々の生活や仕事の中で足育の知識を生かしたい人も受講できます。


各講座の詳細は、それぞれの案内ページをご覧ください。
足育アドバイザー®養成事業を支える講師陣
「足を育む」という観点をもとに、日常生活や仕事の中で実践できる足育の知識を学びます。
講師陣は、各分野で高い実績を持つ専門家がそろい、受講者がわかりやすく学び、活用できるように丁寧にサポートします。

小野 直洋
基礎講座:足育学(幼児期)
養成講座:足育学(学童期、成人期)
- 小野整形外科院長
- 足育研究会顧問
- 日本足育プロジェクト協会名誉顧問

福本 貴彦
基礎講座:解剖学
- 畿央大学 健康科学部 理学療法学科 教授

玉島 麻理
基礎講座:総論
養成講座:足育学(乳児期)
- 足育Lab Ta・Ta・Ta代表
- HUG CHILD発育サポート教室代表
- 日本足育プロジェクト協会理事長

高山 かおる
養成講座:皮膚科学
- 埼玉済生会 川口総合病院 皮膚科主任部長
- 足育研究会代表
- 日本足育プロジェクト協会相談役

石井 浩子
養成講座:運動発達学
- 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部こども教育学科 教授

足立 恵美
養成講座:高齢者の足事情
- 特定非営利活動法人予防的あしケアサポート 理事長
- メディカルフットケア足救 代表
- 日本足育プロジェクト協会相談役

藤井 恵
養成講座:靴学
- 快適な靴と足 WOHLTAT(ヴォールタート)代表
受講者の声
「足育基礎講座」受講後のご感想
高齢者の足を見る機会は多いですが、子どもの足については知識が不足していました。
講義の中では、「はいはい」や「たかばい」が少ないことでの身体や足への影響が印象に残っています。
靴サイズの確認方法や、幼児以降の発達段階の足についても学びたいです。
足育に対する協会の考え方に興味を持ち、受講しました。
足だけでなく、生き方、暮らし方全体を考えていると感じました。
足の大切さ、一生の財産であることを、繰り返し伝えながら、子どもたちと楽しく遊び、保護者の方々へわかりやすく、実践もしながら伝えていきたいと思いました。
勤務先で子どもの足のリハビリに携わり、また自身の娘の足の状態を気づいたことをきっかけに受講しました。
生活習慣や靴と運動能力の関連が印象に残りました。
これから小児や学童の足の問題に関わっていく上で、良い導入となりました。
今後、さらに学びを深めていきたいと思います。
子どもの足を健康に育てるための知識を学びたいと思い、受講しました。
講座では、生活や関わり方が子どもの心身に大きな影響を与えることを学び、非常に印象に残りました。
娘の足育にこれからできることを実践し、さらに周囲の人にも伝えていけたら嬉しいです。

「足育アドバイザー®養成講座」受講後のご感想
保育や靴に関する知識は、これまであまり学ぶ機会がなかった分野でしたが、講座を通じてとても勉強になりました。
違う職種の方々とそれぞれの経験、考えが混ざり合い、互いに刺激できる活動ができればと思います。
正しい靴選びや靴の履き方といった、誰でもできるフットケアの大切さを学びました。
2日間の講座内容はボリュームがありましたが、どれも興味深く大切な内容だと感じました。
これからは、自分のペースで学びを深めながら、地域の中でアットホームな講座を開講できるようにしたいです。
介護現場で「指が痛い」「爪が痛いから歩けない」と利用者さんからよく言われますが、適切なアドバイスができず、受診を促すだけでした。
この講座を通じて、歩き方や爪、靴が足の変形にどのように影響するかを学び、運動の大切さを改めて実感しました。
これからは、相談者の不安を取り除くことができるよう、わかりやすく伝えていきたいと思います。

よくある質問
よくいただく質問をまとめました。
質問文をタップ(クリック)すると回答を確認することができます。
A: オンラインでの受講が初めての人も多く参加されています。
事前に接続テストを実施し、スムーズに受講できるようサポートします。
不安があれば、お気軽にご相談ください。
A:講座はリアルタイムでの参加が基本です。
そのため、開催日以外のアーカイブ動画での受講は対応しておりません。
申し込み後に受講が難しくなった場合は、日程変更やキャンセルについて対応いたします。お気軽にご相談ください。
A:小さなお子さんがいらっしゃる場合でも、受講いただけます。
講座中はカメラオンでのご受講をお願いしておりますが、授乳やお世話のタイミングでは一時的にカメラをオフにしていただくことも可能です。
安心してご参加ください。
A: はい。「足育アドバイザー®」は商標登録された認定資格です。認定課題に合格して当協会に加入している人のみが、足育アドバイザー®を名乗って足育講座や足計測、足育相談などの活動を行うことができます。
A:足育アドバイザー®に認定された後は、オンラインお茶会や勉強会に参加してスキルアップができます。
また、会員限定のオンラインサービスを活用し、講師や他のアドバイザーといつでも相談や交流ができる環境を整えています。
仲間とつながりながら、安心して活動を続けることができます。
お問い合わせ
お問い合わせは公式ホームページの問い合わせフォームより承ります。
「お問い合わせ」ボタンをタップ(クリック)すると新しいタブでフォームが開きますので、お気軽にお問い合わせください。